昔ジャンプでは鳥山明の漫画が大ヒットしていて、連載をしていたジャンプ自体も、当時は一番読者に人気のある漫画雑誌だった。
最初のヒットはDr.スランプで、その連載が後半はグダグダになってきて、最終回は本当にやっつけで終わらせた感じになっていたのは、子供心にショックだったのを覚えている。
その後始まったドラゴンボールは、地球の山奥に住む尻尾の生えた孫悟空が、ブルマと出会って、7つ集めると神龍(シェンロン)が現れて、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールを集めようと奮闘する物語。
孫悟空が形見として大切に持っていた球がそのドラゴンボールの1つ、「四星球」だと知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出るというストーリー。
この前の連載のDr.スランプアラレちゃんも似たようなほのぼの路線の漫画だったので、個人的には好感を持っていたんだけど、一般的にはこの時期はそれほど人気が無かったらしい。
しかしその後物語は、武術の達人・亀仙人の下で修業したのち、世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場した所くらいから一気に話は、格闘路線になっていき、宿敵ピッコロ大魔王も登場する。
見た目も少年から青年へ成長し、そこからストーリーは宇宙規模の話になってくんだけど、当時ジャンプで毎週読んでいた張本人からすると、毎回ページをめくる都度、全く予測不能な登場人物とストーリーで、続きが気になってしょうがなかったのを思い出す。
実際この頃には漫画は大ヒット作となっていて、その後その影響は世界規模にヒットした。
デスノートっていう漫画を知っていますか?
そうそう!あの映画化されてヒットしたあのデスノートです!
何度もテレビで放映されているのを見る都度感心するのは、ストーリーが緻密に練られているなって事!!
そして見た人がたぶん一番驚いたのは、松山ケンイチさんの「L」!!!
本当にそっくりで、多分主役よりファンが多くなったんじゃないかなーって思った。
日本であーいった複雑なストーリーで、キャラクター的にも充実している映画ってほとんどないんじゃないかなーって思う。
ある時期から日本の映画はほとんどが原作が映画のものがほとんどになって、デスノート以外にも、宇宙兄弟とか21世紀少年とかテルマエロマエとか…
でも個人的にはなんか漫画の世界観に縛られすぎてて、映画の良さが減ってる気がする
つまり漫画の世界観に忠実に表現しなければって感じで、どうしてもそこに縛られてしまい、音楽でいうとコピーバンドみたいでちょっとなーって!
でも演じる人たちも監督も、漫画のファンや作者にも気を遣うから、どうしてもそうなっちゃう気持ちもわかる(笑)
じゃあどうすればいいのか?
映画は映画で漫画の世界観には囚われないで、もっともっとオリジナルなストーリーにしても面白いんじゃないかなーって思う!
「スーパードクターK」と「め組の大吾」という漫画があるのだが、いずれもドラマ化されるも大して話題にもなっていない。
俺はドラゴンボールやスラムダンク等、歴史に残っている漫画に匹敵する程、名作だと感じてるが、ネットとか名作漫画を紹介する企画なんかでも、あまり好きな漫画ランキングで名前を見かけない。
どっちも題材が地味だったり、絵の好き嫌いが影響してるのかな?とも感じるが、実際読んでもらったら、ストーリーの素晴らしさや面白さは絶対伝わる自信があるので、もっと評価されてもいいんじゃないかな?っていつも思う。
「スーパードクターK」は手塚治虫の名作「ブラックジャック」みたいな、裏社会で生きる天才外科医の物語だ。
「K」自体は医療的な能力だけではなく、強靭な肉体も併せ持っていて、それによって色んな困難にも立ち向かう姿が「スーパーヒーロー」そのもので、見ていて清々しい。
次に「め組の大吾」という漫画だが、これは本当に映画を観ているようなドキドキ感を味わえる漫画だ!
何度見ても新鮮にその感動を味わえるのだが、この漫画がなぜ話題にならないか不思議でしょうがない。
やはりドラマ化にしたら、もっとうまくやってもよかったかも。
主人公は小さい頃に消防士に助けられた事で消防士を目指す若者で、消防士になった後の仕事で悩む姿や恋愛模様がリアリティがあって面白い。
消防士の漫画なので、仕事で出てくる話と言えば火事の話や消防、レスキューの話なわけだが、災害の迫力と、人間の感情や人と人との感情のすれ違い等がリアルで、結末がわかっいて読んでいても、何度読んでも、ついついストーリーに引き込まれてしまう。
もしまだ見た事が無い人がいたら是非見て欲しい!
どっちも超オススメです!というか、俺はそれを見て、本気で消防士になろうと試験までうけたんだけど、結局体力試験で落ちってしまったことが今でも悔しい。でも、漫画から学んだことが俺の中で結構役に立ってると思う。仕事関係で株式会社ティーネットジャパン四国支社徳島営業所の転職/求人情報などを参考しながら、悩みまくった頃、これらの漫画を読み返して、背中を押さえられた気がして、思い切り転職した。お陰さまで、今では毎日楽しく仕事ができてる。何かに悩んでる人がいたら、試してみて欲しい。俺のように何かのヒートを得ることを祈ってる。
丁度俺が小学生の頃はジャンプ優勢の時代で、その後ジャンプは人気漫画の連載が次々終わり、人気を激減していく。
その後オタクファンの心をガッチリ掴んだサンデーや、GTOや金田一少年の事件簿等が大ヒットするマガジンが優勢になっていく訳だが、俺が小学生の時はとにかくみんながジャンプを読んでいて、連載されている漫画も鳥山明の「Drスランプアラレちゃん」や「ドラゴンボール」、「男塾」、「キャッツアイ」、「キン肉マン」等錚々たるラインナップで、その中でも少年たちの心をガッチリ掴んだのが「キャプテン翼」だった!
当時連載開始からジャンプで毎週見ていたので、ロベルト本郷やオーバーヘッド、バスの下を通すシュート!!
そして何といっても登場人物のキャラがどれも個性的でイキイキとしている事。
これについては「スラムダンク」や「ドラゴンボール」についても言えると思います。
現在のプロのサッカー選手にも「キャプテン翼」を見てプロを目指したという人が多いという記事はどこかで見た気がします。
また「キャプテン翼」と言えば若林君の「アディダス帽」、キーパーやる奴で若林源三を意識しなかった人はいなかったと思う、みんな若林君は翼ファンかと思いきや、実は一番人気は岬君で、次が若林源三、3位が日向小次郎という結果を、昔見た記憶がある(笑)
ちなみに小学生の頃、オーバーヘッドキックに挑戦し、豪快に後頭部を強打し、数分間立ち上がれなかった思い出がある(笑)
オーバーヘッドキックには気を付けろ!!!(笑)
昔働いていた会社で社員が疾走し、最終的に実家に連絡したら連絡が取れた訳だが、寮にある荷物はどうするか?って話になった所、全て捨てていいという話になった為、産廃業者を呼んで、その部屋の片づけに行く事になった。
そして部屋に到着すると膨大な漫画が散乱しており、全て捨てていいという話だったので、俺は「ミナミの帝王」と「静かなるドン」を貰う事にした。
最初は絵で抵抗があったんだが、読んでみると両方ともすごく面白くて、当時両方20巻程度だったんだが、最終的に「静かなるドン」は最終巻まで購入し、「ミナミの帝王」は100巻位までハマっていた。
なぜ「ミナミの帝王」を途中で読むのをやめて、「静かなるドン」は最後まで読めたかというと、「静かなるドン」は、次から次へとストーリーが進んで行って先が読めない所が魅力で、
「ミナミの帝王」は最初はトイチの金貸しに関する色々なトラブルが魅力だったが、途中からは「水戸黄門」みたいに展開が読める様になってしまい、意外性が全くなくなったのが読まなくなった理由です(笑)
最初はエグイ金貸しが、金を借りといて踏み倒す奴や、ハナから返すつもりが無くて借りて飛んでしまう「不良債権者」を、奇想天外な罠や裏技で追い込み金を回収する姿が面白かったが、
途中からその回収する方法(キリトリ)もわざとらしい。
悪く言えば手抜きな感じになっていき、キャラ自体も、アンダーグラウンドの帝王というよりは、闇の世界の「金さん」みたいな「いい人」な感じが前面に出てくるようになって、最初の頃の手段を択ばない「金のプロ」って感じじゃなくなったので、魅力を感じなくなったってのが残念でしたね…
それに比べて「静かなるドン」は、最初の頃は絵もどんくさい絵で「劇画調」だったのが、絵がどんどん綺麗になって洗礼されていって、「ドン」自体も、ずんぐりむっくり体型から小柄だけど引き締まった体型に変貌(笑)
恐らく作者が小柄でずんぐりむっくりな体型なんじゃないかな?って思った。
ストーリーについても絶対に主要人物だと思ってたサブキャラが殺されたり、様々な事件が起こっていく訳だけど、そういう抗争だけの話ではなく、「ドン」の本業である「下着デザイナー」の方でも様々な「敵」や、サラリーマン特有のトラブルや上下関係に悩まされていて、
そのギャップが超魅力なんで、見てない人には両方見て欲しいです!!(笑)